思い出のMTG 《悪疫》
私がMTGに出会ったのは小学生低学年の頃、兄の影響だった。
今は無きスターターパックを買ってもらいレアリティとか能力とかわからずに無邪気に遊んでいた。碌にルールもわかっておらず、色が合っているからというガバガバな採用基準でなんでもデッキに入れていた。
そんなスターターパックの中で異彩を放っていたのが《悪疫》。見るからに不気味で絵画のようなイラストは一発で私の幼心を掻っ攫っていった。当時流行っていた遊戯王とは明らかに違うタッチであり、ワクワクが止まらなかった。遊戯王はカードダス、MTGはパックという違いも大きかったと思う。カードダスなんて懐かしい響きだ。《悪疫》のイラストの衝撃は凄まじく、"MTGといえば《悪疫》のおっさん"と私の脳にインプットされた程だ。
しばらくはMTGブームが学校でも続いたのだが、私の相手は兄一人。ルールを大体把握している兄に対し、私は4枚ルールはおろかインスタントとソーサリーの違いも良くわからない状態のため、勝てるはずもなかった。でも楽しかったんだ。
そんな中で思い出に残るカード達がいっぱいあるのだが、それはまたの機会に。1枚1枚小出しにしていく。
思い出のカードが大したことのない奴らなんて良くあることなんだろうが、多分その頃が一番純粋に楽しめていた頃でもある。

コメント

ハイバネ
ハイバネ
2015年9月24日22:24

自分も始めて5版のスターターを買った時に《悪疫》が出ました。しかし、ルール文章が当時の自分にはちょっと難しすぎた1枚でしたね。^^;

Y山
2015年9月24日23:21

3分の1(切り捨て)が難しい理由でしょうね
小悪疫はさっぱりしてわかりやすい

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