人は信じたいものを信じる

近頃の国会はいつ見ても同じ内容しかしていない。
森友学園か加計学園か自衛隊の文書のお話だ。
中でも一番割合が多いのが森友学園だろうか。

議論を聞いていると"人は信じたいものを信じる"という言葉を思い出して仕方ない。
あらかじめ断わっておくが、私はこの森友問題の真実がどうであろうとかまわないし、与党野党のどちらの味方に付く気もない。

野党の方々が、安倍総理を追求するのは仕方がないとしても、視野が偏りすぎているように感じる。安倍総理がかかわったに違いない、ということを前提にしているのでそれに反する事実を全て無視している。
つまり野党は”安倍総理は黒”ということを信じており、真実などどうでもよくなっている。野党の言う「真実を究明する」とは「安倍総理の罪の証明」と同じ意味であるため、”結果的に安倍総理は白”という結論が出ても決して野党の方々は「真実は闇に葬られた」とか言って受け入れることは無いだろう。





これと似たような言葉遊びで「科学と宗教は似ている」というものがある。
簡単に説明すると「自分で検証や再現や理論を追求したこともないのに、科学の結論だけを受け入れている人」と「宗教を妄信している人」に違いはないという話。