福岡遠征 1日目

2016年8月12日 雑記
8月11日から博多に遠征に出ている。
いつもと違う環境でMTGを楽しもうという感じなので、そもそも遠征と言えるかは謎。

11日は移動だけの日で明日から天神のイエサブで大会に参加する。
15時30分に高速バスに乗り、20時40分に天神に着いた。

今回の一件で宮崎の交通網がいかにクソかということを再確認した。
宮崎から天神に移動するのに掛かる時間を比較しよう。

バス…4時間30分
飛行機…色々込みで2時間(フライト自体は30分)
電車…5時間

電車(特急)で宮崎から福岡に直で行こうとするとやたらに時間がかかる上に1万円以上する。
むしろ一度鹿児島に戻ってから新幹線で移動した方が合計で1時間以上早いとか最早笑えない。

飛行機に関しては私の遠征を決めた日が遅かったため予約できなかった。
そもそも私の飛行機嫌悪症は全盛期に比べれば随分落ち着いたとはいえ、まだ苦手意識は残っているのでなるべく選択したくはない。

さて、改めて4時間半のバス移動を終えた感想を述べると、苦痛の一言。
足がすごく痛い。運転手さんに惜しみない称賛と心からの感謝を送りたい。
次回からは多少値がついても飛行機で移動しよう。
帰りもバスなんだよなぁ。どうしよう…。


道中、熊本地震の爪跡が色濃く残る地域を通過した。高速道路は片側だけを急ピッチで補修したようで、2車線を片側1車線で利用したいた。
反対側の車線はところどころにひび割れや断裂が認められ、復旧には時間が掛かりそうである。
周囲に広がる民家の多くにも屋根にブルーシートを被せてあり、被害の大きさを物語っていた。
現場をチラリと見た程度ではあるが、少し心にくるものがある。

満身創痍で天神に到着したが、取り敢えず夕食を頂くことにした。
今回訪れた店は《ナーナック》。インドカレーの店だ。
店に入るとターバンを巻き、立派なお髭を蓄えた気さくなインド人にお出迎えされ、半ば押し切られるように席とメニューを決めた。
その人が店でどんな立ち位置なのかは知らないが私の中では勝手に店主と呼ぶことした。
店内にはインドの歌が流れていて雰囲気はなかなか気に入った。
店員どうしの会話は完全に外国語(ヒンドゥー語?)で行われ、何故か生ビールだけは日本語だった。
ホニャラララ"生ビール"ホニャララ。インドには生ビールを指す単語が無いのかもしれない。
店主はカウンターの裏に置かれた酒のビンから、定期的に手元のグラスに注いでは飲んでいた。
更にお腹が空いたのか隣のテーブルで食事を始めた。自由だなぁ。
BGMが切り替わった途端に「この曲懐かしいよね。昔流行ったよねぇ。」と話しかけてくるが、ごめんなさい。私は新旧問わずインドの曲は1曲も存じ上げないのです。
対応に困っていると近くの席のオバサンが「懐かしいですね。」だとさ。知ってるの?
会話を聞いているとどうやらそのオバサンはこの店の常連さんらしい。店主と一緒にジンを飲んでいた。

料理も美味しい、雰囲気も気に入った、店主も面白い。
店主がリズムに乗りながら、何故かこちらを凝視してくる一点を除けば定期的に通いたくなる店だった。
店主と常連のオバサンに見送られ店を後にする時に「また来てね」といわれたが、次は無いかも。あったとしても1年後以降。

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